岸田文雄首相による自民党岸田派(宏池会)の解散表明を受け、19日は安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)も同調し、山陰両県の党所属国会議員に衝撃が走った。両県最多の3人が所属する茂木派(平成研究会)の議員らは、政策集団としての派閥の必要性を強調。ただ、派閥政治には国民の厳しい目が向けられており、在り方の検証が不可欠との認識も示した。
故・竹下登元首相が旗揚げした「経世会」をルーツとする茂木派に所属する高見康裕衆院議員(島根2区)は同日、党青年局の会合に出席し、全国47都道府県連の青年局長と政治改革の提言をまとめた。
派閥の政治資金パーティー禁止と人事推薦リスト廃止を盛り込み「派閥は弊害もあるが良い面もある。政策を磨き、...