【安来】安来市広瀬町東比田の永田集落で、水田畦畔(けいはん)の芝桜が見頃を迎え25日、市民が散策しながらピンクや白の芝桜の花と新緑が織りなす景色を満喫していた。5月6日ごろまで楽しめる。
芝桜は地元住民が2014年に畦畔の雑草対策として植え始めた。年々面積を増やし、地区内の永田・松本集落の計1・5ヘクタールに約10万本が植わる。
帽子をかぶった市民らは散策したり、カメラを手に色鮮やかなピンクや白の芝桜を撮影したりしていた。
管理する住民グループ「シバザクラの会」の仙石晃代表(79)は「新緑に芝桜が映える光景を見に来てほしい。花の香りも楽しみながら、心を癒やしてほしい」と話した。
5月3日はイベントがあり、芝桜をバックにジャズライブやよさこい踊りの披露がある。午前10時~午後3時。
(狩野樹理)