春の県大会を制し、虎視眈々と甲子園出場を狙う。120人を超える選手を率いる大庭監督は「バランスが良く、総合力が高いチーム」と話す。
右腕小野は多彩な変化球で打者のタイミングをずらし、左腕蟹江はダイナミックなフォームから直球を投げ込む。右の本格派・中村、カットボールがさえる辻本といったそれぞれ完投能力がある4人がそろう。捕手西山、遊撃井阪、二塁稲田、中堅甲斐のセンターラインを中心に堅く守り、投手陣をもり立てる。
打線は小野、稲田、河島をはじめとして切れ目がなく、対戦相手によって打順を組み替える。甲斐主将は「バントや走塁などの基礎を徹底し、レベルを上げていきたい」と意気込んだ。
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