出雲農林【高校野球島根大会・チーム紹介】

　春の大会は優勝した益田東に善戦。安定感のある主戦神田を中心に、少ない好機をものにし、守り勝つ野球を目指す。

　右腕神田は制球力が身上。１３０キロ台の直球にスライダー、カーブを交え、打者のタイミングを狂わせる。スタミナもあるが、連戦になれば、大島、岡田碧らリリーフ陣の出来も鍵を握る。守備は捕手の三島が要。中堅の大島は強肩で、センターラインは堅い。

　攻撃は秋、春の県大会とも強豪相手にあと一本が出ず惜敗。打撃練習では低く強い打球を打つことを意識する。つなぐ打撃で長打力不足を補いたい。５０メートル６秒台前半の１番岡田悠の俊足にも期待。三島主将は「守備でリズムをつくり攻撃につなげたい」と話す。