昨秋の県大会は4試合をわずか2失点に抑え、2連覇を達成。磨き上げた堅守と切れ目のない打線で、島根大会制覇と、その先にある過去最高の甲子園ベスト8超えを目指す。

 1年からマウンドに立つ主戦山田は一冬を越え、直球の球速が5キロ上がり、最速147キロ。勢いのある球を投げ込み、三振を狙う。右横手投げの小河も秋から成長した。

 打線は、一振りで走者をかえせる中軸の大庭、田村、石田が中心。9番高橋ら下位からも好機をつくれる。ヒットエンドランを絡めた多彩な攻めで、効果的に得点を積み重ねたい。高橋主将は「秋は優勝したがチャレンジャーの気持ちで臨む。テンポの良い守備から攻撃につなげる」と意気込む。

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