市民から寄せられた使用済みタオル=出雲市松寄下町、出雲市総合ボランティアセンター
市民から寄せられた使用済みタオル=出雲市松寄下町、出雲市総合ボランティアセンター

 能登半島の豪雨被害を受け、出雲市総合ボランティアセンター(出雲市松寄下町)が、浸水家屋の復旧作業などに使う雑巾や使用済みタオルの寄付を募っている。26日まで。ボランティア団体が被災地に持ち込む。

 能登半島は1月の地震で甚大な被害を受け、復旧途上にある中、記録的豪雨が直撃した。土砂災害や浸水被害が各地で発生し、深刻な状況に陥っており、能登半島地震でも活動したボランティア団体ビリッキーノ(出雲市)が26日夜、被災地に向けて出発する予定。

 集めた雑巾やタオルはビリッキーノが持参し、被災家屋の片付け作業に使う。目標は200枚で、バスタオルやハンドタオルは不可。数量把握のため、持ち込む前に必ずセンターへの連絡が必要。センターでは募金箱も設置している。

 問い合わせ先は市総合ボランティアセンター、電話0853(21)5400。

(佐野卓矢)