山陰中央新報社文化センターの連続講座「ミステリアス島根半島~四十二浦巡り・ジオパーク探訪」が19日、松江市殿町の松江教室で始まる。信仰習俗の「四十二浦巡り」や独特の地質地形について学び、半島の魅力に触れる。
島根半島四十二浦巡り再発見研究会と共催。研究会関係者らが講師を務める。毎月第3土曜午後1時半から同3時までの座学で全15回。受講料は3カ月ごとに6600円(3講義分)。文化センターを初めて利用する人は入会金3300円が必要。
問い合わせ、申し込みは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。
内容は以下の通り。
(1)19日「四十二浦巡礼再発見、関和彦博士」(研究会事務局長・木幡育夫)
(2)11月16日「島根半島はミステリアス空間」(研究会副会長・田中和彦)
(3)12月21日「四十二浦を歩く(1)出雲大社~小伊津」(出雲国ジオガイドの会前事務局長・三代隆司)
(4)1月18日「巡礼結願の寺 一畑薬師」(一畑薬師管長・飯塚大幸、座禅体験あり)
(5)2月15日「鰐淵寺と韓竈神社探訪」(前鰐淵コミュニティセンター長・高橋一夫)
(6)3月15日「地質学から見る島根半島西部地域」(島根大名誉教授・野村律夫)
(7)4月19日「四十二浦を歩く(2)坂浦~美保関」(出雲国ジオガイドの会前事務局長・三代隆司)
(8)5月17日「雲南のスサノオ伝説と島根半島」(日本地名研究所理事・吉山治)
(9)6月21日「赤浦と半島中央部の魅力」(小伊津ビジターセンター代表・服部昌幸)
(10)7月19日「スサノオ伝説と須我神社」(須我神社宮司・勝部和承)
(11)8月23日「佐太神社と加賀の潜戸」(出雲国ジオガイドの会ガイド・寺本静治)
(12)9月20日「半島東部の地質の不思議」(島根大名誉教授・野村律夫)
(13)10月18日「出雲地方に伝わる荒神祭」(中村元記念館東洋思想文化研究所研究員・中野秋鹿)
(14)11月15日「神話に彩られた美保関」(美保神社責任役員・三代暢實)
(15)12月20日「一畑薬師信仰の広がり」(一畑薬師管長・飯塚大幸、座禅体験あり)