鮮魚を求める来場者でにぎわう昨年の境港水産まつり会場=境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場2号上屋(2023年10月8日撮影)
鮮魚を求める来場者でにぎわう昨年の境港水産まつり会場=境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場2号上屋(2023年10月8日撮影)

 全国有数の水揚げ量を誇る境港市、境漁港の秋恒例イベント「第38回境港水産まつり」が13日、境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場周辺で開かれる。同漁港に水揚げされた魚介類をはじめ、地元で製造された水産加工品などが特別価格で販売されるほか、クロマグロの解体ショーやセリ即売体験といったさまざまな企画も用意されている。
 


 水産まつりは境港市三大催事の一つで、水産関係の180団体・企業・個人で構成する一般社団法人、境港水産振興協会(江尻敏美会長)が主催する。水産物の消費や交流人口の拡大、魚食文化普及などが目的。昨年、新型コロナウイルス禍で4年ぶりに開催され、山陰両県内外から約2万人が来場した。

 会場は同市場2号上屋と近くの境港水産物直売センターなどで、開場時間は午前8時から午後1時まで。

 水揚げ量日本一を誇るベニズワイガニのおいしい食べ方を伝える水産学習コーナー、ゆでたベニズワイガニ計500匹の無料配布(整理券必要)といった企画も予定されている。水産物の即売では昨年は畜養クロマグロの切り身やベニズワイガニ、サバ、アジ、ハマチなどが並んでいた。

 ステージでは水産加工品製造などで境港市の産業を支えるベトナム出身者による踊りや、勇壮な境港大漁太鼓の演奏もある。

今シーズン、初水揚げされたベニズワイガニ=境港市昭和町、鳥取県営境港水産部物地方卸売市場「かにかご上屋」(9月6日撮影)

 

出展者一覧

 

<境港水産物直売センター> さんまき漁協直売店▽かにの渡辺▽境港センター冷蔵「魚好」▽浜橋商店▽マルツ▽練屋・かまの穂▽三光水産▽仲屋食品▽丸八水産▽ヤマヨ▽土井商店▽滝浜水産▽MINATO楽座(田畑商店)▽海陽亭境港店▽漁協直営境港のさかな塾

 

<水産品販売コーナー> 海月丸▽ウイング▽魚倉▽DOIカンパニー▽北陽冷蔵▽大幸▽共和水産▽境港魚市場▽祇園ヤマナカ商店
▽中野港漁村市

 

<飲食・物販・PRコーナー> ▽岡田商店▽こめや産業▽鳴門市▽コラボ▽酒井商店▽美海物産▽因州・幸直▽若貴▽満星▽中本商店▽境港ライオンズクラブ▽境港市(ベトナムちゃん)▽やきや勝木▽おちょぼさん▽タコヤキまる▽DOIカンパニー▽小倉水産食品▽Kirra▽L’ecrin

 

昨年の境港水産まつりで、クロマグロの解体ショーを披露する割裁人ら=境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場2号上屋(2023年10月8日撮影)

 

イベントスケジュール

オープニング
8:00~8:15
あいさつ・テープカット

鮮魚などの即売
8:15~13:00

飲食・物販などの販売
8:15~終了まで

大抽選会
8:15~13:00

水産学習コーナー
8:15~13:00

◆ステージイベント◆
8:30~9:10
境港大漁太鼓
9:20~9:40
ベトナム踊り
9:50~10:20
マグロ解体ショー
10:30~11:10
ほろろ一座 風紅咲
11:20~12:10
セリ体験
12:15~12:40
インドネシア踊り バリ島ケチャ

◇ステージ外イベント◇
(1)9:00~10:00
(2)11:00~12:00
水産学習コーナーでのベニズワイガニのおいしい食べ方教室

・9:30~11:30
(整理券配布8:15~)
ベニズワイガニ無料配布(500食)

※イベント内容、時間は変更になる場合があります。