「野津正昭、絵里子 親子銅版画展」のはがき
「野津正昭、絵里子 親子銅版画展」のはがき

 松江市在住の野津正昭さん(73)と娘の絵里子さん(35)による「親子銅版画展」が11月4日から、松江市朝日町のビル「煎(せん)」内ワークショップラウンジで開かれる。入場無料。17日まで。

 正昭さんは2019年日本版画協会新人賞、絵里子さんは23年高知国際版画トリエンナーレ優秀賞などを受賞。親子で銅版画を制作しているのは珍しく、初めて親子展を開催することにした。正昭さんは6作品、絵里子さんは18作品を展示する。

 銅版画は、銅板に溝を作りインクを詰め、プレス機で紙に写し取る。木版と違い凹版なのが特徴で、繊細で細かい線などが表現できる。今回の親子展では出雲ガンピ紙に刷った作品や、120センチ×72・5センチの大きな作品もある。

 午前11時から午後6時まで(最終日は午後5時)。問い合わせは野津さん、メールthree_eriko@yahoo.co.jp