2050年には単身世帯の割合が27都道府県で40%を超える。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が昨年発表した将来推計によると、全世帯に占める1人暮らしの割合は全国で44%に。65歳以上の単身世帯は21%となる。未婚者が増える中、身寄りのない高齢者の急増は確実だ。社会や地域、個人はどう備えればいいのか、識者に聞いた。
 (聞き手は共同通信編集委員・尾原佐和子)

 ・家族に代わる共同生活を 放送大名誉教授の宮本みち子さん

 ・どこかの場所に足運ぼう 早稲田大教授の石田光規さん

 ・伴走型支援や居場所必要 みずほリサーチ&テクノロジーズ主席研究員の藤森克彦さん