自慢の料理を来場者に提供する料理人(右)=松江市千鳥町、ホテル一畑
自慢の料理を来場者に提供する料理人(右)=松江市千鳥町、ホテル一畑

 島根県内のレストランなど11店による「グルメフェスタ」が24日、松江市千鳥町のホテル一畑で初めて開かれ、来場者は県内産の食材を使った料理を楽しんだ。

 同ホテルが飲食店を盛り上げようと開き、約200人が来場した。レストランやラーメン店、県内のパン屋が県内食材などを使った特別メニューを販売した。

 ホテル一畑は白子入りのマーボー豆腐、県内産の牛肉を使ったワイン煮込み、ジェラートなどを用意した。出雲市斐川町出西のパン屋「ル コションドール出西」は奥出雲町産の豚を煮込んで軟らかく仕上げ、自家製の生地で包んだタコスを提供した。

 各ブースには長い列ができ、来場者は料理人の説明を聞きながら、目の前で手際よく出来上がる料理の香りを楽しみ、興味深そうに見つめていた。

 松江市比津が丘1丁目の会社員、持田啓汰さん(25)は「地元の名店の料理が少しずつ味わえてうれしい」と喜んでいた。(林李奈)