NIEチャレンジ校(実践校)の島根県立松江養護学校中学部(松江市西川津町)で25日、新聞教室があり、1年生19人と教員9人が講義やスクラップ体験を通して新聞について学んだ。
同校では、2年生が新聞活用に取り組んでおり、新聞に目を通す「NIEタイム」を毎日設け、授業で記事を使うなど実践を進めている。
1年生は初めての新聞教室。山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から、世の中の出来事を伝え、歴史を記録する新聞の役割、日付や紙齢(創刊号から通算した号数)が記載してある場所などの基本的な構成について話を聞いた。
実際に当日の紙面をめくり、好きな写真を切り抜いて紹介し合ったり、広告やタイトルカットから同じ色を探したりする作業を通して新聞に親しんだ。
青砥孝太さん(13)は「ウクライナとか大谷選手とか、多くの種類の記事が載っていて、新聞はすごいと思った」と話した。