
―インフラの老朽化に伴い、施設の点検や調査はますます重要な業務になっています。
埼玉県で起きた道路陥没事故に見られるように、さまざまな問題が今後も予測され、インフラ施設の点検や維持更新関連の工事への重点的な予算配分が想定されます。大雨災害なども発生頻度が高くなり、島根県内でも毎年災害があるため、復旧関連の業務には力を入れています。
―技術者の確保も課題です。
業界内では、技術者確保は以前にも増してより深刻な課題となっています。この傾向は今後も続き、業者数の維持が難しくなれば業界再編も考えられると思います。高収益体質の会社が集まれば、永続が可能な会社に再編できます。

―生き残りに向けた競争も激しくなるということですね。
公共事業の総額は同じでも、人件費単価は上昇していきます。経営環境が厳しくなればなるほど、社長の力量が問われ、会社の業績は大きく変わってきます。繁忙期と閑散期の波を極力作らないようにし、年間をフラットに作業できるよう調整することで、社員の負担を減らし、残業や休日出勤を減らしながら高い利益率を出すよう取り組んでおり、結果を出しています。業界再編の機会があれば主導権を握るだけの経営体力を備えていると自負しています。
―賃金のベースアップを継続し、福利厚生も手厚いですね。
2023年に続いて24年は3~5%アップし、今春も賃上げを予定しています。賞与については成果を重視しています。年間目標を掲げ、透明性のある手法で評価し、目標を達成したグループや社員に高水準で支給しています。認めてもらったという満足感がモチベーションのアップにつながり、優秀な人材が集まっています。また、新型コロナウイルス禍で見送っていた社員旅行やレクリエーションを再開しました。東京旅行や玉造温泉での忘年会に続き、4月にはシンガポールへ行きます。全国のリゾートホテルの会員権も取得し、利用した社員には満足してもらっていると思います。


建設コンサルタントは難しい仕事ではなく、誰にでもできる仕事です。
地域に貢献できるので、とてもやりがいを感じられます。公共事業とJR関連の仕事がほとんどで、将来的に無くなる仕事ではないので、とても安定した会社です。また、完全週休二日制に加え、給料水準や福利厚生面が充実している事も魅力の一つです。更に国内外の研修旅行は個人負担なしで行けます。素直でやる気のある人を求めています。是非一緒に働きましょう!
竹下泰治=島根県出雲市出身(56歳)1998年に現職に就任。
長男が私と同じ高校に進学しました。毎日生き生きと高校生活を送っている姿を嬉しく見ています。
同時に昔を思い出し、とても懐かしく感じています。長女は大好きなバスケットボールを毎日楽しくやっています。私は、毎日体のメンテナンスをし、継続する事の大切さを感じているところです。
