松江市浜乃木4丁目、相互建設内のギャラリー櫟(くぬぎ)で1日、写真家の本木儀和さん(77)=松江市横浜町=の写真展「ふらっと 北海道」が始まり、自然の美しさを捉えた写真22点に来場者が見入っていた。5日まで。
本木さんは40年以上写真を撮り続け、市内で写真教室を開く。2021年から毎年、写真展を開き、今回で8回目。一つの地域に絞った写真展は初めて開いた。写真は00~13年に北海道を訪れた際、撮影した。
「旭川市」と題した麦畑が赤く輝く様子を捉えた作品は、北海道の地形や作物の色彩による自然の美しさが目を引く。ほかにも自然の中を走る列車や、トラクターが風景にアクセントを加えた作品が並ぶ。本木さんは「作品を見てカメラで撮る良さを知ってもらえたらうれしい」と話した。
午前10時~午後5時。入場無料。(岩田理子)