5月下旬、出雲市斐川町の水田。青空の下で、同町の農業法人「アグリードいずも」の作業者が、田植え機にコメの種もみを補充していた。

 同法人は2025年、飼料用イネ11ヘクタールの栽培を全てやめ、つや姫やコシヒカリなど主食用米の作付けを計83ヘクタールに増やした。苗を育てる時間などを省くため、種もみを直接植え...