小2の娘、親に対してすぐ怒るようになりました。もう反抗期なのでしょうか? こちらもつい応戦してしまい口げんかに…。親はどう対処するべきでしょうか?
小学2年生の娘さん、一般的に言われている本格的な反抗期としては、少し時期が早いですよね。この時期の反抗期は、「中間反抗期」と呼ばれており、「第二のイヤイヤ期」とも言われています。成長の節目でもあり、この時期は、自我が育ってくるため「自分はこう!」という意識が強くなってきます。
さらに、論理的な思考が育ってくるため、親御さんの言っていること、学校の先生が言っていること、友達が言っていること、テレビや交流サイト(SNS)で言われていることなどの矛盾点に気が付いてきます。
すると、「親の言っていることが正しいの?」「先生が言っていることは正しいの?」という疑問が湧いてきます。
特に女児は言語・感情表現が早く発達するため、口答えが先にたち、「うるさい!」「分かってる!」となってしまうのです。
さらにこのころは、仲間とのつながりを強く求めるようになる時期でもあり、親や先生よりも、友達の評価や、仲間のルールを優先するようになります。いわゆる「ギャングエイジ」です。
子ども自身が「親にコントロールされたくない」と思っているため、親が何を言っても響きにくい状態です。注意をしても、口げんかになるだけだと、親としてはむなしいですよね。
この時期、親としては対応に苦慮しますが、お子さんが成長している証しでもあり、いつまでも続くものではありません。人に迷惑をかけたり、危ないことをしてケガをしたりしなければ良しとして、ある程度の包容力を持って対応していただければと思います。












