6歳になった息子に、おこづかいを渡すようになりましたが、あるだけ全部使ってしまい、大切に使ってくれません。まだ早かったでしょうか? ベストなタイミングはあるのでしょうか?
6歳でお金の管理をできるようになればすごいですね。ベストタイミングについては、それぞれの子どもの性格や、キャラクターで違ってくると思いますので、一概には言えないと思います。
現在、田本家ではおこづかい制を設けておりませんが、おこづかい制のポイントについて、私なりに考えてみたいと思います。
まず、おこづかい制のメリットは「毎月決まったお金の中でどうやり繰りするか」に慣れることだと思います。大人になって、サラリーマンや公務員などになると、ある程度決まったお金を毎月得ることになります。そのため、おこづかい制はいい練習になり得ます。また、こつこつためて、大きいモノを買う練習にもなりますね。
ただ、私としては、これらのメリットよりも「月に○○円をあげる」ということに、やや引っかかりを感じています。
理由は、「お金は無条件に得られるものではない」と考えているためです。子どもが働いて稼ぐのは現実的ではないため、わが家では、お金が必要な時や、欲しいものがある際は、なぜそれが必要か、なぜ欲しいのかを、子どもから話してもらうことにしています。
絶対必要なものから、なんとなく欲しい、友だちが持っている、YouTubeで見たなど、さまざまな理由が挙げられますが、親としては、余裕があるときは買ってあげられるけれど、無理なときは無理です。
家の経済状況を子どもたちと共有することになりますが、これが一番の社会勉強になるのではないかと考えています。












