島根県警職員(右)が出題する防犯クイズに手で○か×を作って答える子どもら=浜田市金城町下来原、さんあいホーム
島根県警職員(右)が出題する防犯クイズに手で○か×を作って答える子どもら=浜田市金城町下来原、さんあいホーム

 夏休みお楽しみ縁日が2日、浜田市金城町下来原のさんあいホームであった。親子連れら約150人が、出し物を楽しみながら防犯意識を高めた。

 地区まちづくり委員会が浜田地区保護司会や島根県立大防犯サークル「S(ス)C(コ)O(ッ)T(ト)」らと共に初めて企画。防犯教室に参加した人には、射的や輪投げといった縁日の無料券を配り、楽しみながら防犯を学べるイベントにした。

 教室では島根県警本部の職員が2択クイズを出し、インターネットで出会った人に個人情報を教えてはいけないなどと教わった。SCOTのブースでは、10月に予定する恒例行事「はまだ灯(ともし)」で飾るキャンドル入れをペットボトルで作った。堺市から訪れた小学1年生、花田千尋さん(6)は「色を塗るのが上手にできたよ」と話した。地元のダンスチームなども出演し会場を盛り上げた。

 主催者で雲城まちづくり委員会の大〓(崎の大が立の下の横棒なし)嘉光会長(66)は「子どもの防犯意識醸成や夏季の交流の場としても続けていきたい」と話した。

(中村成美)