【浜田】島根トヨペット浜田店(浜田市下府町)で9日、牛乳パックを使った子ども向け工作教室があった。親子連れ24人が牛乳パックの絵柄を生かした「牛乳カー」を作った。
島根トヨペット(松江市西津田3丁目)は6月、島根県内のメーカーや生産者でつくる県牛乳普及協会(久保田英治会長)と消費拡大に関する協定を締結。取り組みの一環で、家庭で出た牛乳パックを楽しく活用してもらおうと開いた。
冒頭、参加者は牛乳にはカルシウムやビタミンといった体の成長を助ける栄養が豊富だと教わった。親子で協力して1リットルパックを型紙通りに切り、ペットボトル製のタイヤに動力となる輪ゴムを巻いて思い思いの1台を完成させた。
浜田市立国府小学校5年の香川泰一さん(10)は「上手にできた。夏休みの工作にしたい」と笑顔。浜田店の白上幸久店長は「親子の思い出になり、1日1杯の牛乳を習慣にしてもらうとうれしい」と話した。
島根トヨペット雲南店(雲南市三刀屋町下熊谷)でも開いた。(中村成美)