盆用の花を選ぶ来店客=松江市野原町、道の駅本庄
盆用の花を選ぶ来店客=松江市野原町、道の駅本庄

 松江市野原町の道の駅本庄で10日、恒例の盆花市が始まった。暑さに耐えて育った鮮やかな色合いのケイトウやホオズキ、サカキなど約20種類の花木が並び、先祖や故人に供えようと来店者が買い求めている。13日まで。

 生産者によると、連日の猛暑で花の立ち枯れや葉の日焼けが発生したという。水やりの回数を増やし、見栄えを整えてピークに間に合わせた。

 赤や黄のケイトウや涼しげなハツユキソウ、キクやホオズキ、サカキといった定番の花木がそろう。米子市両三柳の永井美津子さん(78)は、暑さでも長持ちする花を選んでいるといい「毎日水を替えて、16日に送るまできれいに飾りたい」と話した。

 午前9時~午後6時。(森みずき)