現代美術協会山陰支部の「第38回山陰現展」が、米子市西福原6丁目、ホームデコ米子店で開かれている。地元の風景やコンピューターで描いたデザイン、立体造形作品など個性豊かな23点が来場者の目を引いている。入場無料、24日まで。
同支部会員8人のほか、協会本部の3人と米子市出身のふるさと会員1人が出品した。
会員で鳥取短期大生活学科の前田夏樹教授は、水性マーカーの「ポスカ」で次女・いろ葉さん(8)を描いた「S-Girl」を出品した。重ね塗りできるポスカの特長を生かして数十色を使い分けたといい、鮮やかでポップな色使いが見る人を魅了する。
松本至正(ゆきまさ)支部長(72)は、イチョウやサクラの木とスチレンボードを組み合わせた立体造形3点を出品した。「一人一人の個性ある作品を見てもらいたい」と来場を呼びかけた。
午前10時~午後5時半。最終日は午後3時まで。(中村和磨)