今から150年前の明治8(1875)年、陸軍により松江城内の建造物が売却処分される中、旧松江藩士の高城権八らが天守の保存に尽力したように、領民にとって天守は城郭の中でも特別な存在として意識されていたようです。ここで天守のありようをその...