益田市駅前町のJR益田駅近くの県道を歩行者天国にした「ゆかた益田まつり」がこのほど、開かれ、6年ぶりの益田音頭パレードなど多彩なイベントを約1万8千人が楽しんだ。
2019年を最後に途絶えていた「益田まつり」と店舗経営者でつくる新天街青年部による「ゆかたまつり」の要素を取り入れて、新たに開催した。
ステージでは市内高校ダンス部や吹奏楽、バンドの演奏があった。人工雪でのスノーボードコンテストのほか、焼きそばや輪投げなど約30の出店がありにぎわった。
パレードには7団体が参加し、約150人が浴衣姿などで音頭に合わせて優雅に踊った。石見神楽の神や鬼、大蛇らも練り歩いた。
益田音頭パレードに高橋建設元気隊として参加した同市向横田町の坂本晃三さん(42)は「音頭が体に染みついていて楽しく踊れた。パレードが再開できるのはいいことだ」と喜んでいた。(堀尾珠里花)