作り込んだ装飾物を頭に載せ、幅広い年齢層の男女が次々と舞台に登場する。若者と外国人でごった返す東京・渋谷で、自分らしさを表現するヘッドドレスパレードが始まった。死について考えるイベント「Deathフェス2025」(主催・一般社団法人デスフェス)のオープニングだ。

 イベントテーマは「死をもっとポップに、終活を再定義する」。4月14日を「よい死」の日と定めて前後の6日間、死を巡る鼎談(ていだん)やワークショップなど約70のプログラムを用意し、4千人以上が来場した...