【鳥取】出雲を舞台にしたアニメ映画「神在月のこども」の上映が鳥取県内でも始まった12日、原作者の四戸俊成さん(41)と、プロデューサーの三島鉄兵さん(42)が県庁を訪れ、製作に込めた思いを語った。
四戸さんは、主人公カンナを導くウサギは神話「因幡の白ウサギ」にちなみ、白兎神社(鳥取市白兎)も登場するとして「鳥取の宝のような存在を使わせていただいた」と述べた。松江市出身の三島さんは「山陰への愛着が強く、恩返しがしたかった」と語った。
応対した亀井一賀副知事は因幡の白ウサギが登場することに感謝し「聖地巡礼などの動きになるよう、お手伝いできることがあれば協力したい」と述べた。
映画はMOVIX日吉津で25日まで上映される予定。
(藤井俊行)