18日午前10時45分ごろ、益田市土田町のJR山陰線岡見-鎌手駅間で、新山口発米子行き特急スーパーおき2号(2両編成)の運転士が線路上にいるクマを見つけ、急ブレーキをかけたが間に合わず、接触して停車した。車両の一部が破損したため、JR西日本米子支社は岡見駅で運転を打ち切った。特急など3本に最大2時間の遅れが生じ、約200人に影響した。
米子支社によると、クマはツキノワグマの成獣とみられ、線路脇で死んでいた。乗客78人にけがはなく、岡見駅で代替バスに乗り換えた。
益田-浜田駅間では列車運行に支障をきたすクマとの接触が相次いでおり、今年になって4件目。