市のハザードマップを見ながら、川や自宅の位置を確認する親子連れたち=出雲市松寄下町、高松コミュニティセンター
市のハザードマップを見ながら、川や自宅の位置を確認する親子連れたち=出雲市松寄下町、高松コミュニティセンター

 出雲市高松地区の若い世代に台風や大雨災害への意識を高めてもらう防災フェアが22日、同市松寄下町の高松コミュニティセンターであった。親子連れら約300人が、災害時の行動計画「マイ・タイムライン」や身近な道具で作れる防災グッズの制作を通し備えの大切さを学んだ。

 人口1万人の高松地区は近年、若い世帯が増え、40代以下が人口の58%を占める。若い人たちに親子で地区内の災害リスクを知ってもらおうと、高松自治協会が初めて企画した。

 マイ・タイムラインの制作では、島根大総合理工学部の酒井哲弥教授(52)=地質学=が「洪水は必ず起こると考え、いつどのように避難するか計画を立てよう」と説明。親子連れらは市のハザードマップを見ながら、神戸川など自宅近くの川の位置を確認し、行動計画を考えた。

 下横町の会社員、吉迫紗也香さん(34)は長女の芽依さん(7)と参加し「グッズの備えはあるが、行動までは考えていなかった。家族みんなで話し合いたい」と話した。

 新聞紙でスリッパ、ごみ袋で雨がっぱといった防災グッズづくりや、湯を注げばできる非常食のおかゆの試食もあった。