原発の運転期間を最長60年に制限するルールを撤廃する政府方針を受け、原子力規制委員会は長期運転の安全を確保する規制見直しの議論を本格化させた。60年制限によって廃炉が相次ぎ、衰退に追い込まれた原発推進側は〝門戸開放〟に期待をかける。一方で規制委は「現行よりはるかに厳し...