岸田文雄首相は、注目された黒田東彦日銀総裁の後任に経済学者の植田和男氏を選び、雨宮正佳副総裁らが有力視された中での「サプライズ人事」となった。10年に及んだ黒田体制下で大規模金融緩和策の限界やひずみが目立ち、金融政策は歴史的な転換点を迎えている。新総裁を「異次元緩和」からの出口という難路...
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