【松江】5月の消費者月間に合わせた啓発イベントが22日、松江市東朝日町のイオン松江ショッピングセンターであった。島根県消費者センターの職員らが環境に配慮した「エシカル消費」を紹介し、悪質商法への注意も呼び掛けた。
クイズ仕立ての出し物では県観光キャラクター「しまねっこ」などが登場。倫理的消費ともいわれるエシカル消費について、環境破壊につながっていないかなどを考えながら、物を買うことの大切さを説いた。
パネル展示では、来年4月に民法上の成人年齢が18歳に引き下げられるのに伴い、悪質商法などの被害が18、19歳にも及ぶ危険があることを注意喚起した。
センターの空岡航平主任主事は「食品ロスの削減や地産地消に取り組んでもらうことが、エシカル消費につながると知ってもらいたい」と話した。 (黒沢悠太)