コンビニのホットドリンクコーナーで最近、ペットボトルの「白湯(さゆ)」が並んでいるのを目にした人もいるかもしれない。東京新聞にも、読者から「白湯を販売したアイデアと挑戦力に感動した」との声が届いた。開発メーカーによると、想定の2倍を超える売れ行きという。「買って飲む」お湯は、どうやって生まれたのか。(東京新聞・須藤恵里)
開発したのは、飲料大手のアサヒ飲料(東京)。2022年11月から、ペットボトル「おいしい水 天然水 白湯」(340ミリリットル、希望小売価格113円)を全国のコンビニなどで発売している。売れ行きは好調。発売から3カ月たった1月末時点で、既に計画の2倍を売り上げたという。
今シーズンの販売は4月まで。アサヒ飲料の広報担当者は「白湯がここまで売れるとは思っていなかった」と驚く。「最終的な実績を見て、...