5年生84人が10日、地域の魅力を調べて成果を新聞にまとめる学習を前に、新聞の特長について学んだ。
児童は、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から新聞の役割などを聞き、実際に見るところから始めた。新聞を読む習慣がない児童が多く、大きな紙をめくるのに苦労しながら、紙面から答えを探すクイズに挑戦した。
太平洋戦争やロシアのウクライナ侵攻に関する記事を基に「新聞は歴史を記録し、読んだ人に考える材料を与える役割がある」と説明を聞き、理解を深めた。公開授業としてあり、保護者も新聞を手に見学した。
周藤敢大(かんた)君(10) 新聞記事は出るまでに何人もの人がチェックをすることを初めて知った。新聞についていろいろ分かってよかった。
橋本颯士(そうし)君(10) 新聞は読んでいなかったけど、昔は白黒の紙面が今はカラーになったこと、歴史を記録する役割があることなど良さが分かった。