玉造温泉街で創業138年の老舗旅館を経営する(有)松の湯(松江市玉湯町玉造)の社長に、新型コロナウイルス禍の2020年7月に着任した。感染対策や新プラン開発に知恵を絞った3年間を「手探り状態だった」と振り返る。23年10月には温泉街で初となるバイキング形式での夕食提供を始める。観光需要の回復が見込まれる中、インバウンド(訪日客)も含め、幅広い層の取り込みに意欲を示す。
コロナ禍は観光業に大きな影響を与え、旅館は休館を余儀なくされた。
「20年5月から約2カ月間休館し、...
【WEEKLY FACE】食による山陰文化の発信狙い 夕食を懐石からバイキングへ / (有)松の湯(松江市玉湯町玉造) 社長 江副 保氏
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