こんなに大きくなったよ!(読者提供)
こんなに大きくなったよ!(読者提供)
前林英貴准教授
前林英貴准教授
こんなに大きくなったよ!(読者提供)
前林英貴准教授

▽生活リズムを家族で見直し

 今回のテーマは「生活リズム」です。家族で取り組んだ経験談やアドバイスが寄せられました。紙面では投稿の一部を紹介し、Sデジ(デジタル版)に全ての投稿を掲載しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)

 

 ◇親子で規則正しく 「早寝早起き」とよく言われますが、逆だと思います。「早起き早寝」。朝、早い時間に起きることで、夜は早く眠くなるのではないでしょうか。本気でリズムをつけたいのであれば、大人も子どもも毎日の生活ルーティンを一定にする覚悟が必要です。休日だからといって、変えてはいけません。子どもよりも、大人の生活リズムがポイントだと思います。(保育士父ちゃん ゆう、39歳)

 

 ◇夜明けとともに 孫は6歳。夜は午後9時にみんなで就寝します。太陽が昇り、部屋に光が入ると、孫はカーテンを開けて「朝だよ」と起こしてくれます。家族中、生活リズムは整っています。土曜日など午後11時ごろに寝ても、やはり夜明けとともに起きます。(あーちゃん)

 

 ◇学校行事を活用 娘が通う中学校の校区では「すこやか週間」が毎月あります。早寝早起きができたか、朝ごはんを食べたかなどをカードに記入し、保育所や学校に提出しました。先生と保護者は大変だけど、家族の生活リズムの見直しができてよかったと思います。(やっこ、49歳)

 

 ◇同じ時間に食事 三食を毎日ほぼ同じ時間に取る、キャベツやレタスといった生野菜を必ず食べることも、おなかのリズムを整えてくれますよ! (タカボー、72歳)

 

 ◇9時に寝る決まり 小さい時から夜は早く寝るように気を付けていました。幼稚園はバスの時間があるのでそれに合わせて行動し、小学校に入ると朝は一度しか声をかけませんでした。遅刻しても本人の責任です。夜は午後9時に寝る決まりにしていました。(カルダモン)

 

 ◇基準はラジオ体操 子ども3人は午前6時半からのラジオ体操を基準に登園、登校の準備していました。一日中生活リズムを整えるのは親も子どもも窮屈なので、「朝だけ時間通り行動できたらいいよ」って感じでした。あとは臨機応変、適当でした。(かわらなでしこ、60代)

 

 ◇朝食と排便難しく 子どもは小食で食べるのも遅く、「朝食を取って、排便して出かける」ということが、なかなか身につきませんでした。学校ではトイレに行きにくいし、だんだん下校時刻も遅くなってきて、帰宅してトイレに駆け込む、ということもありました。とにかく水分や野菜を多めに取らせ、朝も食べ始めと終わりの時間を親子とも、意識するようにしました。(くしゃみしゅん、40代)

 

■日光浴や運動有効 島根県立大・前林英貴准教授

 子どもの生活リズムを整えるには、睡眠が重要だ。心身の健やかな成長のために気を付けたいことを、島根県立大学人間文化学部の前林英貴准教授(51)=小児保健学=に聞いた。

 未就学児は遅くとも午後9時には就寝し、11時間程度眠るのを目安にしたい。朝は日光を浴びることが有効だ。前林准教授は「いくつも目覚まし時計をセットするよりも、カーテンを開けて部屋を明るくした方が目覚めやすい」とアドバイスする。

 夜しっかり眠るには、昼間に体を十分に動かす必要がある。睡眠時間が足りないために体が覚醒せず、日中の活動が不足すると、より眠れなくなる悪循環に陥る。寝付きが悪くなるため、午睡は遅くとも午後3時には切り上げよう。

 体温が下がり始めると、眠気が強くなる。眠くなった子どもの手足が温かいのは、熱を放出して体温を下げているため。入浴は就寝の1時間前に済ませ、飲み物を飲ませるなどして、体の熱が下がり始めた頃に布団に誘い、寝かしつけるといいそうだ。

 睡眠と覚醒のリズムが崩れ、活動すべき時間帯に起きられなくなる「概日リズム睡眠障害」は、塾や部活動で忙しい子ほど多いといい、注意が必要だ。前林准教授は「幼い頃の生活リズムは大人になっても基礎になる。長い目で見て、子どものうちに整えておくことが大切」と話している。(山口春絵)

 

▽次回テーマ  思春期の子どもとの接し方

 次回のテーマは「思春期の子どもとの接し方」です。イライラしていたり、急に親離れが始まったりして、接し方に戸惑うことがあると思います。どんな悩みがありますか? 親子でどう乗り越えたのか、経験談もお待ちしています。匿名オッケーですが、できるだけペンネームと年齢(年代)を記してください。

 ◆担当記者から

 お子さんの思春期はいかがでしょうか。わが子はまだまだ先ですが、親としてどう支えたらいいのか、皆さんのご意見を参考に心の準備をしておきたいです。(山口春絵)

=締め切りは7月9日=

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 参加はLINE窓口やメール、ファクスでお気軽に。情報部=ファクス0852(32)3520。メールkurashi@sanin―chuo.co.jpへ。LINEはQRコードから。

 ☆取り上げてほしいテーマ、掲載してもよいお子さんの写真を募集中です。

 

=第3日曜掲載=