プロ選手(左から2番目)とラウンドする企業関係者=大山平原ゴルフクラブ
プロ選手(左から2番目)とラウンドする企業関係者=大山平原ゴルフクラブ

 山陰ご縁むす美レディースに出場するプロ選手と大会運営を支える企業・団体の関係者が共にラウンドするプロアマ大会が30日、大山平原ゴルフクラブであった。参加者は31日に始まる熱戦を前に、試合に備えて気持ちを高める選手と交流を深めた。

 プロ選手36人と企業・団体関係者108人の計144人が参加。1チーム4人で構成し、2打目以降は同じチームの中で一番いい位置のボールを選んで全員が同じ場所から打つ「スクランブル方式」で競った。各チームにはプロ選手が1人ずつ入り、スキル向上のポイントや普段の練習方法などを質問しながら回った。

 今季、レギュラーツアーにも参戦する吉川桃(国際スポーツ振興協会)と同組で回った建設コンサルタント業「エスジーズ」(米子市東山町)の今出上(のぼる)社長は「大会前日のプロは気迫があり、狙ったところに飛ばすための技術や集中力に驚いた。山陰地方で唯一の女子プロの大会なので本番が楽しみ」と話した。

 本大会は31日と9月1日にある予選ラウンドの50位タイまでが2日の決勝ラウンドに進む。    (中村和磨)