ペアリング(組み合わせ表)、リーダーボード(スコア速報)はこちらから(写真はいずれも@JLPGA/Getty Images)
山陰ご縁むす美レディースは、昨年の覇者・川崎春花(村田製作所)が約2週間後にあった国内四大大会の日本女子プロ選手権で最年少優勝を飾るなど若手が大きな飛躍を遂げるきっかけにもなっている。今大会にも将来が有望なルーキーやアマチュアが出場予定で活躍が期待される。
昨年11月のプロテストに合格したルーキーが多数参戦する。中でもウーチャイェン(19)=Hon Hai Foxconn=はステップアップツアー賞金ランキングでトップに立ち、優勝候補の筆頭格。平均ストローク、パーオン率、平均バーディー数などは出場予定選手の中で軒並みトップで総合力が高い。
このほかの22年合格組では、賞金ランキング8位の小林光希(21)=三徳商事=がカストロールレディース(7月)で2位に入っており、調子を上げている。大須賀望(21)=フリー=は、出場したステップアップツアー11試合全てで予選を突破し、賞金ランキングでは9位に入る。
実績のあるアマチュアも出場する。昨年大会3位の久世夏乃香(20)はツインフィールズ・レディース(5月)で12位に入るなど、今季のステップアップツアーでも好成績を残している。レギュラーツアーのミネベアミツミ・レディース北海道新聞カップ(7月)で16位に入った都玲華(19)も出場する。
日本女子プロゴルフ協会の寺沢範美副会長は「この大会から川崎選手のようにレギュラーツアーに羽ばたく選手がさらに出てほしい」と話した。
(景山達登)