輝く60代
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輝く60代

 「人生を本当に楽しめるのは60代から」。社会で一定の役割を果たした人が、還暦を過ぎ改めて自分らしさを発揮する。そんな「プラチナエイジ」が増えれば地域はより輝くはずだ。築いたノウハウや経験を生かそうとする人、趣味を貫き磨く人、起業や地域貢献に汗を流す人。そんなアクティブな人たちを追い紹介する。

 熱血教師編 


川本から女子野球の道を 島根中央高硬式野球部統括顧問・新田均さん(66)

全国導くタクト衰えず 出雲北陵高吹奏楽部顧問・原田実さん(70)

 

 アート編 


好きだからこそ本物追求 自動車模型作家・渡部洋士さん(63)=安来市

難病と生きた証し音色に 松本裕樹さん(60)=浜田市

 

 起業編 


「畑違い」経験生きる トマト農家・勝部政則さん(66)=出雲市

歌う貴婦人 交流の輪 カラオケ喫茶経営・彌政美智子さん(69)=津和野町

 

 地域貢献編 


子育て もっとお節介を 産後ケア「やわらかい風」運営・川口映子さん(60)=鳥取市

若者よ 熱く打ち込め 島根大材料エネルギー学部教授・清水一道さん(62)=北海道室蘭市

 

 名車図鑑 


 今の60代が10~20代と若かったころ、町でよく見かけた1960~80年代の車は、今なお根強い人気を集め、現役で走り続けているものもある。かつて個性的なデザインで人目を引き、自動車レースでも活躍。時代を象徴するアイテムだった。古い中に新しさのある各車を、現在のオーナーの思いとともに紹介する。

古い中に新しさ、今も現役 山陰プラチナエイジ/1960~80年代 名車図鑑

 

 先輩からのエール 


 プラチナエイジの先輩たちにとって60歳は通過点であり、その先をどう生きるか問い直す時だった。「好奇心を忘れずに」「とにかく動いてみよう」。一歩を踏み出すために優しく背中を押してくれる言葉には、残りの人生を自分らしく過ごすためのヒントが詰まっている。

したいことしてみなきゃ デジタル機器はお手の物 田中照子さん(96)=雲南市

休まず動き続けて充実感 蜂蜜好きの先生から養蜂家に 安達和良さん(81)=西ノ島町

 

 目指せエージシュート 


 ゴルフの1ラウンド18ホール(規定打数72)を、自分の年齢以下の打数で回る「エージシュート」。例えば72歳のプレーヤーがイーブンパーかアンダーパーでラウンドした場合に達成となる。熟練者は60代後半から挑戦しやすくなり、シニアゴルファーにとって憧れの称号だ。体力や筋力の衰えをカバーしつつ、達成に向けては何が必要か。達成者やティーチングプロに聞いた。

工夫凝らし体力カバー 「とことんまで楽しむ」 88歳までに達成目指す益田のゴルフ同好会「八・八会」

カギは可動域とシャフト選び 経験値合わせスコアメイク ティーチングプロ・中島亮司さんアドバイス

 

 60代からの資産管理 


 「人生100年時代」が叫ばれる中、60代は第二の人生のスタート地点だ。ただ、定年退職と再雇用、年金受給などで収入に大きな変化が生じる「60歳の崖」が待ち構える。体力の衰えによる病気やけがへの備えも求められ、老後の資産形成に不安を感じる人は多い。十分な蓄えと豊かな生活とのバランスを取るには、何が必要だろうか。

老後資金の早期把握を ファイナンシャルプランナー・池原元樹氏に聞く

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