昭和57(1982)年、島根県では初となる国体、第37回国民体育大会「くにびき国体」が夏季大会と秋季大会の二つの会期で開催されました。

大会は「このふれあいが未来をひらく」のスローガンのもとに、全国47都道府県から選手・監督等、19,842人が集い、県内各競技会場72ヵ所において熱戦が繰り広げられました。島根県選手団は、12競技で第1位を獲得し、天皇杯・皇后杯の獲得という輝かしい栄光と、数々の成果を残すことができました。

【会期】
夏季大会  昭和57年 9月 12日(日)~15日(水)(4日間)
秋季大会  昭和57年10月3日(日)~8日(金)(6日間)

 

「ふれあいの火」から「くにびきの火」へ
くにびき国体秋季大会の総合開会式が開かれる前日、燃え続ける炬火(きょか)の集火式が松江市殿町の県庁前広場で行われた。六つに分かれて島根路を巡り、広がる熱気を高めた「ふれあいの火」が一つになった。島根県副知事が誇らしく晴れやかに「くにびきの火と命名します」と宣言すると、盛大な拍手が沸き上がった。

昭和57年10月3日 山陰中央新報掲載





山陰中央新報デジタル
島根かみあり国スポ関連特集

 

 

第1部 くにびき経験者

「お家芸」の礎を築く
ホッケー 児島史朗
五輪選手輩出に感慨
レスリング 高村 行雄
敗戦からの鍛錬 原点
剣道 曽田明浩

地元の重圧に打ち勝つ
バスケットボール 高橋千治

勝利への執念 行動で示す
柔道 下田尚
恩師 の姿と二人三脚
陸上 別所美喜子

第2部 国際舞台の経験

奪われた夢 追う契機に
競泳 坂本 弘
国際的視野広げ強さに
卓球 岸 卓臣
地方でも世界を意識
フェンシング 金津 義彦
自ら考える選手育成
陸上 石倉  一希
新天地で競技普及に奮起
カヌー 大畑 篤郎
観察力が成長の原動力
体操 前田 将良

第3部 次代担う指導者

故郷に戻り振興を願う
ホッケー 伊藤 直登

 

恩師と磨いた戦術発揮
バスケットボール 野津 隆行
訪れたことがなかった島根で指導者に
アーチェリー 松下 千華
「言語化」が成長促す
陸上 多久和 政徳
新たな歴史つくる信念
バレーボール 佐藤 城
 
楽しさが続ける意欲
軟式野球 植田 敬一朗

第4部 競技人口拡大へ

目指すは「地産地照」
水球 田中 貴士
 
悔いない演技が感動に
新体操 千羽 真理子
 
人脈で経験不足補う
ライフル射撃 木原  一也
 
楽しさと厳しさ調和
ボクシング 広沢 倫明
ジュニア世代 育成強化
ハンドボール 都志見 朋子
特性把握 ノウハウ集積
ビーチバレーボール上野城 将志

第5部 民間クラブ

社会生き抜く力 育む
バスケットボール 末松勇人
 
実力発揮へ「手助け」
サッカー  桑谷勝之
 
試合から何を学ぶか
テニス 細木秀樹
 
課題向き合い成長測る
スポーツクライミング 阪井学
チーム改革し1部昇格
ホッケー  膳棚 大剛
体操経験 指導に生きる
トランポリン 瀬上 悟
 

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