バイウィーク明けの名古屋遠征は、会心の内容でした。特に20日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では103得点、24日のファイティングイーグル名古屋戦では97得点。両試合で安藤誓哉選手ペリン・ビュフォード選手ニック・ケイ選手がそれぞれ20点以上を稼ぎ、抜群の攻撃力で相手チームを圧倒しました。

 中でも、ケイ選手は3試合続けて25得点以上と安定したハイパフォーマンス。無駄のない効率的な動きと正確なプレー判断はまるで高性能な人工知能(AI)のようで、彼のスペックを改めて思い知らされました。印象的だったのは、ケイ選手がチームから失われたものを補う働きが目立ったことでした。
 

      名古屋市内のアウェー3連戦で奮闘した島根のニック・ケイ選手(右)

 ウィリアムス・ニカ選手の離脱によって最も大きな影響を受けたのはビュフォード選手です。...