新入学した子どもたちの安全安心を守ろうと、エフエム山陰(松江市学園南1丁目)と島根電工(同市東本町5丁目)が26日、松江市殿町の島根県教育委員会を訪れ、防犯ブザー5600個を贈った。
エフエム山陰の小村健実社長と島根電工の山本広之会長が野津建二教育長に目録を手渡した。小村社長は「防犯ブザーは犯罪の抑止力にもなる。ぜひ使ってほしい」と話し、山本会長は「ブザーを持って安全に登下校をしてほしい」と願った。
野津教育長は「子どもたちの安全を守るため活用させていただく」と喜んだ。
ブザーは黄色で、ひもを引っ張ると95デシベルの大きな音が鳴る。県内の小学校と義務教育学校、特別支援学校の新1年生に配る。
(林李奈)