水上スポーツ・SUPを体験する参加者=益田市木部町、大谷海岸
水上スポーツ・SUPを体験する参加者=益田市木部町、大谷海岸

 益田市と文化・スポーツ交流覚書を締結する川崎市の小中学生21人が30日、サマーキャンプで益田市を訪れ、水上スポーツ・SUP(サップ)を体験した。1日まで2泊3日の日程で石見神楽の鑑賞やキャンプ、ブドウ狩りなどを体験し自然と文化を満喫する。

 益田市都市交流協議会(会長・山本浩章益田市長)が主催し15回目。小学生13人、中学生8人が参加した。

 一行は萩・石見空港羽田便で益田入りし、昼食の後大谷海岸に到着。SUP体験でライフジャケットを着け、インストラクターの指導を受けてボードに乗った。パドルを操って沖へとこぎ出した。

 ボードの上に立とうとしてバランスを崩し、海に転落する場面も。日ごろ静かな遠浅の砂浜に、子どもたちの歓声が響いた。

 小学6年生の木村結さん(11)は「海がきれいで最高。とても楽しい」と笑顔で話した。

 両市は2013年に覚書を交わし、子どもたちが相互訪問するなど交流を続けている。(中山竜一)