講演会「原子力防災と放射線-原子力複合災害への備え-」のチラシ
講演会「原子力防災と放射線-原子力複合災害への備え-」のチラシ

 原子力災害時に身を守るために必要なことを学ぶ講演会「原子力防災と放射線-原子力複合災害への備え-」が10月12日午後2時から同3時半、松江市学園南1丁目のくにびきメッセで開かれる。無料。オンライン参加もできる。参加申し込み締め切りは10月9日。

 福井大付属国際原子力工学研究所教授の安田仲宏氏を講師に招く。安田氏は元放射線医学総合研究所の主任研究員で、東日本大震災の発生後、関係省庁と現地との連絡調整や、傷病者搬送などに携わった。現在は東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)の上級研究員として、放射線防護対応を振り返り、今後に生かす活動を推進している。

 地震発生時に「机の下に隠れる」と教わったように、原子力災害が起きたら「屋内退避」「避難」ということを次世代に伝えられるよう、万が一の際に身を守る方法について分かりやすく解説する。

 定員100人。申し込みなしでも参加できるが、席数には限りがある。オンライン参加は後日送られる「ZOOM」のURLから参加する。申し込みは、しまね電子申請サービスやメールなどで受け付ける。問い合わせは県原子力安全対策課、電話0852(22)5667。