最優秀賞を受賞した松江市立竹矢小学校6年・石原涼帆さんの「古墳発見!!新聞」
最優秀賞を受賞した松江市立竹矢小学校6年・石原涼帆さんの「古墳発見!!新聞」

 「第20回島根県わがまち新聞コンクール」の審査会が16日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。自分の住むまちを取材してまとめた手作り新聞45点の中から、松江市立竹矢小学校6年・石原涼帆(すずほ)さんの「古墳発見!!新聞」が最優秀賞に決まった。

 コンクールは新聞作りを通して自分が暮らす地域や社会を知ってもらおうと、県NIE推進協議会が毎年実施している。今年は小学校2校が参加した。

 審査会では、協議会会長の松浦和之・出雲市立鰐淵小学校長をはじめとしたNIEアドバイザーの教員ら計8人が、着眼点や取材の深さ、レイアウトなどをポイントに審査。入賞作9点を選んだ。

 石原さんは、1学期に社会の授業で学んだ地域の古墳をテーマに新聞を作製。分かりやすい記事と的確な見出し、読みやすいレイアウトでまとめられ、「伝えることで歴史の意義が深まるという、歴史の尊さを理解している」と高い評価を得た。

 優秀賞は、ともに竹矢小6年、砂流結羽(ゆは)さんの「古墳新聞」、溝部あかりさんの「すごい物がたくさん新聞」が選ばれた。(清水由紀子)

 優良賞は次の皆さん。

 白根未凰、板花柑那、木下菜々佳、田辺優次郎、永田莉夏(以上竹矢小6年)、山根樹(松江・中央小3年)