昨年7月、インド・ニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会で「佐渡島(さど)の金山」(以下「佐渡金山遺跡」)が世界遺産に登録された。ユネスコの諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)の勧告では「情報照会」となり一時登録も不安視された。しかし、それを覆しての逆転登録は石見銀山の時をほうふつとさせた。...
石見銀山と佐渡金銀山(上) 高度な手工業、継続評価 技術発展と固有環境が背景 〈仲野 義文〉
残り1372文字(全文:1524文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる