「召集され、2等兵として中国の戦地に行きましたが、まるっきり駄目な兵隊で、しょっちゅう殴られていました。邪魔者扱いされて、戦闘に関係ない後方に置かれることが多かったので、終戦まで一発も鉄砲を撃たずじまいでした。敵襲を受け、機関銃を撃とうとしたことが一度ありましたが、安全装置を外してなかったので、弾が出なか...