「楽しい低山」講座のチラシ
「楽しい低山」講座のチラシ

 低山登山の準備講座「見る・知る・登る 楽しい低山~神話・伝承・奇譚(きたん)とともに~」(全3回)が30日、松江市殿町の山陰中央新報社文化センター松江教室で始まる。島根県東部を中心とする12山の魅力を伝える。

 秋の登山シーズンを前に、身近な低山の風景を写真で紹介しながら、登山ルートやその山にまつわる伝承などを解説する座学。松江ウォーキング協会元会長、出雲国ジオガイドの会元事務局長の三代隆司さんが講師を務め、装備など安全のための助言も行う。

 各回で紹介する山や話題は次の通り。時間はいずれも午後1時半~3時。

 ◆第1回(30日)=嵩山・和久羅山(へるんの人形岩)、旅伏山(天狗伝説)、京羅木山(毛利氏の陣地)、茶臼山(四神名火山の一つ)

 ◆第2回(9月13日)=澄水山と北山縦走(勘介の伝説)、弥山(眺望随一!)、星上山(星神が降った山)、幡谷三山(修験道の聖地?)

 ◆第3回(同27日)=朝日山(四神名火山の一つ)、仏経山(さまざまな磐座)、比婆山(イザナミの墓地?)、三瓶山(風土記冒頭を飾る山)

 受講料は6600円(3回分)。申し込み、問い合わせは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。