初めての空襲におびえ立ち尽くしていると、内臓が飛び出た馬が歩いてきたという。「戦争は、こういう格好だということが分かった」。終戦間際の1945年7月28日、出雲市斐川町に米軍機の空襲があった。同町神氷の羽根田良三さん(89)は80年前の記憶が今も...