ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表理事で、島根県原爆被爆者協議会会長の本間恵美子さん(75)=松江市在住=が9日、雲南市内で講演し、被爆者の体験と願いを受け継ぐ決意と核兵器廃絶へ思いを語った。

【ロングインタビュー】被爆2世初の被団協代表理事・本間恵美子 ノーベル平和賞はエール 次の世代につなげたい STAGE~私の現在地(上)~

 本間さんは、全国で12人いる被団協代表理事で初めての被爆2世。被団協代表団の一員として2024年12月、ノルウェーで開かれたノーベル平和賞授賞式に参列した。

 講演では、フリードネス・ノーベル賞委員長が授賞式で、...