島根県内で12日朝までにまとまった雨が降り、猛暑と少雨の影響で低下していた各地のダムの貯水率が一気に回復した。県は12日、布部(安来市、利水容量230万立方メートル)と山佐(同、110万立方メートル)の渇水調整を解除した。国土交通省が管理する尾原(雲南市・島根県奥出雲町、1720万立方メートル)も同日、渇水調整を制限緩和した。県東部の3ダムで土砂を堆積させる空間の水を流す特別放流の構えは当面の間、見合わせるとしている。
【主なダムの貯水状況一覧】布部、山佐ダム渇水調整解除 島根県内 尾原ダムは制限緩和
9日から降り始めた雨により、12日午後5時時点の貯水率は、...