関係者(右)から特産品を受け取る搭乗者=益田市内田町、萩・石見空港
関係者(右)から特産品を受け取る搭乗者=益田市内田町、萩・石見空港

 益田市内田町の萩・石見空港を発着する大阪便の季節運航最終日の14日、同空港利用拡大促進協議会(会長・山本浩章益田市長)や県の関係者ら約15人が、空港で利用者に特産品を手渡した。

 大阪便は8~14日の7日間、1日1往復を運航した。利用者数は計960人で、搭乗率は使用する定員74人の航空機換算で92・7%となり、協議会の目標90%を超えた。

 到着、出発ゲートで利用者の出迎えと見送りをし、益田市特産のユズを使った飲み物や山口県産の魚が素材の菓子などを、空港PRのチラシとともに渡した。

 帰省のため子どもと一緒に利用した大阪府池田市の柄川真理子さん(40)は、昨夏も大阪便を利用。「便利で来年も使いたい。運航期間が延びるとうれしい」と話した。

 益田市交通対策課空港対策室の高橋輝吉室長は「搭乗率90%の目標を超え感謝する。今後も利用につながる取り組みをする」と話した。

(堀尾珠里花)